おれはタイコ叩きで、自分で曲をつくろうと試みたことはあるもののうまくいかず投げ出し、タイコ叩くので精一杯だしぃ、なんていうような言い訳を自分にしていた感もあるのだが、常に詩、曲共自分で書いて、出来ることならば誰かに発表したいなぁなぞとは、思っていたりするが未だやり遂げていない故、つくっているひとたち、特に同じドラマーであるBE AGRESSIVEのタケアキや、サイレントマイノリティのメンバーでもあるおみちゃんなんかには憧れとコンプレックスを感じているのも事実である。
そのせいか知らないが昨晩、どうも野外フェスのような会場でなぜかおれは弾き語りのライブをやるという状況にいた。
が、まったく曲も出来ていなく、カバー曲の練習も怠っていたようで、非道く狼狽している。
かなりダサい状況。
さらにこれは夢にはありがちな意味不明な所だが、おれが手にしていたのはピックアップの付いたエレアコではなく普通のアコースティックギター。
なのにPAさんにシールドを借りようとしたりしてアタフタしてるうちに持ち時間が終わって次に演奏するなにやら爽やかだがいけ好かないバンドの人たちがはやくどけよ、と言わんばかりにステージに現れて準備し始めるのを呆然とみている。というかなーり情けない状況で目が覚めた。
いやぁ怖かった、ほんとうに。
とりあえずこの夢から得た教訓は、既にそんなことはわかっているのだが、チャンス、というものはそれに向けて日々着々と精進し、いつでもいけるぜっていう人だけに訪れるものであって、怠けている者にはそれはチャンスにすらならねぇなと。
ほんと当たり前だよな(笑)みんな知ってる、そんなことは。
しかしながら実際その瞬間に自身がぶちこまれて初めて、しまった!と思うとか、もっとやっとけば、なんてのは誰にだってあるんでないか?
とにかくその夢があまりにも自分がダサくて、怖かったんで、大分いい感じに灸を据えられた気分。
現実ではなかったのが救いっちゃ救い。
目指すもの、望むものがあるのならば、常にそれに向かって行動をおこさねば、時間はすぐにたって、気付けば一度きりの人生が終わってしまう。これはまったく大袈裟ではない。
いやいや、怖い。
頑張ろーっと。
では、また!